他のバージョンの文書 16 | 15 | 14 | 13 | 12 | 11 | 10 | 9.6 | 9.5 | 9.4 | 9.3 | 9.2 | 9.1 | 9.0 | 8.4 | 8.3 | 8.2 | 8.1 | 8.0 | 7.4 | 7.3 | 7.2

pg_controldata

pg_controldataPostgreSQLデータベースクラスタの制御情報を表示する

概要

pg_controldata [option] [[ -D | --pgdata ]datadir]

説明

pg_controldataはカタログのバージョンなどinitdbの際に初期化された情報を表示します。 また、WAL(ログ先行書き込み)およびチェックポイント処理に関する情報も表示します。 この情報はクラスタ全体に関するものであり、特定のデータベースに関するものではありません。

このユーティリティの実行にはデータディレクトリへの読み取りアクセス権限が必要となるため、クラスタを初期化したユーザのみが実行できます。 データディレクトリは、コマンドラインや環境変数PGDATAを使用して指定することができます。 このユーティリティは、pg_controldataのバージョンを表示し終了する-Vおよび--versionオプションをサポートします。 またサポートされる引数を出力する-?および--helpオプションもサポートします。

環境

PGDATA

デフォルトのデータディレクトリの場所です。

PG_COLOR

診断メッセージで色を使うかどうかを指定します。 可能な値はalwaysautoneverです。