他のバージョンの文書 16 | 15 | 14 | 13 | 12 | 11 | 10 | 9.6 | 9.5 | 9.4 | 9.3 | 9.2 | 9.1 | 9.0 | 8.4 | 8.3 | 8.2 | 8.1 | 8.0 | 7.4 | 7.3 | 7.2

32.35. table_privileges

table_privilegesビューは、現在のユーザに対し、または、現在のユーザによって、テーブルもしくはビューに与えられた権限をすべて識別します。 テーブルと許可投与者、許可受領者の組み合わせ毎に1行があります。 グループに与えられた権限はrole_table_grantsビューで識別されます。

表 32-33. table_privileges の列

名前データ型説明
grantorsql_identifier権限を与えたユーザの名前です。
granteesql_identifier権限を与えられたユーザもしくはグループの名前です。
table_catalogsql_identifierテーブルを持つデータベースの名前です。(常に現在のデータベースです。)
table_schemasql_identifierテーブルを持つスキーマの名前です。
table_namesql_identifierテーブルの名前です。
privilege_typecharacter_data権限の種類です。 SELECTDELETEINSERTUPDATEREFERENCESRULE、もしくは、TRIGGER です。
is_grantablecharacter_dataこの権限を付与可能な場合はYES、さもなくばNOです。
with_hierarchycharacter_dataPostgreSQLで利用できない機能に適用されるものです。

grantee列では、ユーザとグループの区別を行わないことに注意してください。 同じ名前のユーザとグループが存在する場合、残念ながら、これらを区別できません。 今後のPostgreSQLのバージョンでは、同じ名前を持つユーザとグループを禁止する可能性があります。